1990-11-05 第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第8号
○宮城豊君 先ほど申し上げたとおりでございますけれども、今回のこの中東危機というのが余りにも突然起こりましたがゆえに、こういったODAとかいうふうな施策でもって中東危機の解決に役立てるということはちょっと難しいというのがございますけれども、私があえて申し上げておりますのは、やはりこれから先、こういったような非軍事的な協力の方法というものを、規模を拡大して、そういう紛争が起こらないような、そういった火種
○宮城豊君 先ほど申し上げたとおりでございますけれども、今回のこの中東危機というのが余りにも突然起こりましたがゆえに、こういったODAとかいうふうな施策でもって中東危機の解決に役立てるということはちょっと難しいというのがございますけれども、私があえて申し上げておりますのは、やはりこれから先、こういったような非軍事的な協力の方法というものを、規模を拡大して、そういう紛争が起こらないような、そういった火種
○宮城豊君 まず、世界平和の秩序がイラクのクウェート侵攻によって破壊されたということにつきましては、先生と全く同じ危機感を持って認識しておるわけでございます。これにつきましては、やはりアメリカがああいう早急な行動を起こしたがゆえに、これ以上のイラクの侵攻を食いとめる、歯どめをかける大きな抑止力として働いたということも私は認識しておるわけでございます。ただ、アメリカ軍の行動はぜひあくまでも抑止力として
○宮城豊君 それでは、私から国連平和協力法につきまして意見を述べさせていただきます。 まず最初に、この平和協力法案の趣旨、目的につきまして私も大変共感を覚えました。我が国が国連を中心とする平和維持活動に積極的な協力をしなければならないという必要性を痛感いたしておるのであります。と申しまするのは、この中で、国連中心主義を外交の基本としております我が国は、国連を中心とする新しい国際秩序の形成並びに平和維持活動
○宮城参考人 申し上げます。 第一点の、那覇空港の滑走路を沖合い展開することによって、大那覇空港を建設する。その際に、自衛隊との共用ということが支障ないのか、こういうふうな御質問でございますけれども、私ども、当面滑走路を二本にするわけでございますから、その限りでは別にそんなに支障はない、かように思っているわけでございます。その意味では、施設を効率的に使うという意味でもかえって好ましいことであるというふうにも
○宮城参考人 自由貿易地域はどうあるべきかという、その辺のことは県の審議会あたりでどのように調整されているかという御質問でございますけれども、現行の制度の中で、自由貿易地域の魅力といたしましてはどうも不十分であるということがございます。 これまで長い間制度としてございますけれども、これは具体化していない原因もそこにあるわけでございますが、その中で、特に将来できるだけ早い時期に改定してもらいたいというのが
○宮城参考人 御意見を申し上げさせていただきます。 国会並びに政府におかれましては、沖縄の振興開発のために、過去十年間にわたり手厚い施策等を講ぜられまして、相当な実績をおさめられたことに対しまして深甚なる敬意と謝意を表したいと存じます。おかげさまで、とりわけ社会資本の面は、復帰時に比べまして見違えるほど整備されてまいりました。 さらに今回は、これらの施策の根拠法でございます沖縄振興開発特別措置法